新原歯科医院

院長ブログ

アーカイブ: 10月 2013

ブリジストン・オープン、モトGP、小岩コチ・ライブ、10/27(刺激的な日曜日)

朝、のんびり起きて亀戸駅前でコーヒーを飲み、11時頃電車に乗って鎌取駅まで約一時間、袖ケ浦カンツリークラブへ行って来ました。

 

12時過ぎにはコースに到着、掲示板を見ると、池田勇太選手と片山晋呉選手が15番ホールにいるのを見て16番ホールへ向かいます。クラブハウスから一番遠いところなので少し時間がかかります。

 

池田選手が独特の歩き方と片山選手の堂々とした歩き方のまわりに、大勢のギャラリーがついて行きます。(あとで最終組につきましたが、こっちの方がギャラリー多かったです)

 

残念ながら池田選手最後にスコアを落としました。この日、かなり順位を上げていたのですが、残念です。片山選手やジャン選手がパットするときにギャラリーが歩いているのを気にしていました。

 

片山選手が17番だったか、ホールアウトしてグリーンから下りてきたときに、さりげなくヴォランティアの人にゴルフボールをプレゼントしていました。

 

この組の18番ホールをみてから最終組へ、またコースの反対側まで歩きます。丸山選手が少し差を広げていました。16番、あの有名なドッグレッグのコーナーにご神木があるパー5です。

 

この日はアゲンストの風、さすがに木を越えてショートカットを狙う選手はいません。それでもいいところに持ってきた谷口選手は2オンを狙いますが、右の林へ・・・。私の目の前(3メートル)から、谷口選手、起死回生のトラブルショット。

 

ここでも動く人が気になったのか、注意をうながします。約30ヤードのショット、以外に高く上がりすぎたのでしょうか?目の前の木の枝に当たり、真下のバンカーへ。そこから長いバンカーショット、クリーンに打ちたかったのでしょうが、ややダフり気味、グリーンに届きません。

 

そこから寄らず入らず無念のダブルボギー。逆に丸山選手はサードショットをうまく寄せてバーディーです。勝負を分けたキーホールだったでしょうか。

 

18番のホールアウトを見ていると帰りが込みますから、ここでさようなら。録画してますから最後のシーンは家で、と言うことで千葉から錦糸町まで快速のグリーン車で(缶ビール片手にずっと歩いてましたから帰りはのんびりです)

 

錦糸町の楽天地サウナに行くと、この試合の切符をくれたG君とばったり、彼は海外出張から帰ったばかりの疲れをいやしに来ていました。少し話してから私はマッサージにかかり帰宅です。

 

帰って録画を観ながら晩酌です。まずは「モトGPもてぎ」です。私は実はオートバイ怖くて乗れません(学生時代乗ってみましたが、ほんとビビリなので)。でも時々見ると、あまりの迫力に見入ってしまいます。

 

昔の同僚の技工士のS君はオートバイ大好き人間で、(外交もバイクでまわっています)若い頃は峠をせめていたそうで、うちに時々遊びに来ると、モトGPの話(ロッシの大ファンなんですね)で盛り上がります。

 

私の若い頃は、ケニー・ロバーツとかフレディー・スペンサー、そして片山敬済選手が活躍していました。その後しばらく見なかったのですが、ヴァレンティーノ・ロッシ選手がトップカテゴリーに上がってからの大活躍でまた少し見るようになりました。

 

ロッシよりすごい選手が出てくるとは思っていませんでしたが、今年の新人のマルケス選手は、史上最高の選手になるかも知れないと言われているそうです。

 

もてぎでは、ロレンソ選手が優勝、マルケス選手の年間王者は決まりませんでした。ロッシは2度程大きなミスをして12位くらいまで落ちたと思ったら、あっと言う間に6位まで持ってくるところはさすがでした。

 

それにしてもマシンを60度くらいまで傾けるそうですが、私のような素人が見ても、怖くなるような迫力ですね。コーナーに入る前の強いブレーキングで後輪が微妙に浮いているのがスロービデオでよおく見えます。

 

コーナーまわっているときは、フロントもリアも滑りっぱなしです。立ち上がりではみんな急加速でフロントが浮いています。S君いわく、「僕がああして立ち上がりでフロント浮いちゃうと、たいてい、こけてました。」そうです。

 

人口60億だか70億だか知りませんが、地球上トップの20数人のライダーたちの技術はものすごいんでしょうね。いやぁ・・・、すごかった!

 

その後、ゴルフの録画も見終わると、8時半くらいになりました。さて、今日の小岩コチは、確か荻原亮君と吉田サトシ君のギター・デュオだったなぁ・・・。音楽の虫が疼きました。

 

9時半からセカンドセットが始まります。もう一度ズボンをはいて、一路小岩へ。20人も入れないようなこじんまりとしたお店です。荻原君は大好きなギタリストです。御茶ノ水もレギュラーですが、活躍してます。

 

吉田君もコチのレギュラー、彼は2年くらい前だったかなぁ、アメリカに一年ほど行って来て、帰ってから一皮むけたような気がします。(相変わらずあまりわかっていない私の評論ですが)二人ともそれぞれのリードのライブではいろいろ新しい(?)こともやっているようですが、ここではスタンダードを弾いてくれます。

 

ギターのデュオでは、片方がソロをやって、もう一人は、ベースラインを弾いたり、コードでバッキングしたりします。この二人はバックで弾いているフレーズがセンスいいんですね。もちろんソロは抜群のアドリブを素晴らしい音色で弾いてくれます。

 

長いこと、このデュオも続けていますから、息もぴったり。最後は即興(だと思います)で、ブルースをやってくれました。荻原君は、昔「僕は実はブルースマンなんです」なんて言ってたこともありましたが、吉田君もやっぱうまいですねぇ・・・!かっこいい!

 

二人ともハンサムだし、帰りに宮崎マスターに、つい、言ってしまいました。「天は2物を与えたね、」  たまの日曜日、好きな事をして仕事を忘れた一日でした。

 

 

 

 

 

 

 カテゴリ:スポーツの話, 音楽の話

痛みの種類、冷たいものにしみるとき・歯髄炎

164_pいろいろな痛みがあります。ひりひり、ズキズキ、じわ~っ、・・・。鈍痛、激痛、疝痛・・・。歯の痛みにもいろいろあって、その痛み方によって、何が起こっているか判断し、診断することが出来ます。   ズキンズキンと脈を打つような痛みのときは、虫歯の痛みではなく、歯周になんらかの炎症がおきていることによるケースが多いです。冷たいものにしみる時は虫歯が原因であることが多いです。   今回は冷たいものにしみる時、どんなことが考えられるか書いてみます。   まずは、深い虫歯です。     008     左の歯のように、虫歯が進行して歯髄(神経)に接近、歯髄が炎症を起こし始めると、冷たいものに歯が触った瞬間~1~2秒程度しみて痛みますが、すぐおさまります。   これは歯髄充血です。

 

この時点で治療すると、まだ神経を取る治療をせずともよい(詰め物、かぶせものは必要ですが)ことも多いです。   それを放置しておくと、しみる痛みが強く、長くなってきます。さほど冷たくない水にもしみて、痛みが数分、或いはもっと長い時間続きます。

 

そのうち何の刺激がなくとも、痛みが出るようになり、叩いても響くようになります。   急性歯髄炎です。多くのケースで根管治療(歯髄をとる治療)になります。   それを我慢し続けると(我慢強い人が結構います)、冷たいものにしみなくなり、熱いものにしみて強い痛みが残ります。冷たいものをあてると、逆にいたみを軽く、或いは一時的に痛みがなくなりおます。

 

これも根管治療です。それも我慢すると(本当に我慢強い人がいますね)、歯髄が壊死してしまい、痛みを感じなくなります。   しかし、それを放置しておくと、いずれ壊死した歯髄が悪さをします。根の先の穴から細菌が歯槽骨に広がり、化膿して骨の中で膿がたまり始め、それが歯槽骨を圧迫して、ズキズキと脈を打つ痛み、顔が大きく腫れることもあります。

 

これはもう虫歯の痛みではないですね。みなさん、本当に我慢しすぎないで下さいね。それだけ我慢強いのなら、歯の治療なんて、なんてことないではありませんか?   虫歯で冷たいものにしみる時の話をしました。虫歯でなくとも歯がしみたり、歯髄炎をおこすこともあります。同じ痛みでもいろいろな違う原因でおこる事があります。また、次の機会に話しましょう。

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 カテゴリ:歯の話

山口真文ライブ、御茶ノ水Naruにて、with 佐藤ハチ恭彦10/22

佐藤さんと片倉真由子さんが一緒に出るの、聴いたことなかったような気がして、行って来ました。火曜日のお茶Naruは、毎週山口真文さんのレギュラーライブです。

 

今日はリズム隊に、ベースの佐藤さん、ピアノに片倉さん、ドラムが本田珠也さんでした。

 

佐藤ハチさんも、片倉さんも、私の家の近くの小岩コチのレギュラーなので、別々には何度も聴いています。片倉さんはアメリカ留学時代に、大きなコンテストで賞をとって、日本に帰ってくるや、あっと言う間にメジャーになった感じですよね。

 

聴けばその理由が解るきがします。佐藤さん(ご主人)は正確無比、ウッドベースはどうしても時々少し音がはずれることもありますが、(あまり外すと、聴いてて気持ち悪いです)佐藤さんは心配なし。

 

彼はアルトサックスもやるし、ギターもうまいし、5弦のエレキベースも弾きますが、ほんとに音楽が好きなんでしょうね。それと、ウッドベースがちょっと変わってて、なんと言ったらいいのか、ふつうより上で押さえられるように調整出来るんですね。いいものなんだろうなぁ、きっと。

 

本田さんはここで何度か聴いたことがあります。ソロはかなり迫力ものでかっこよかったです。バックでもここぞと言うときに、ビシッと来ます。叩きすぎるそのちょい手前で止めてくれる感じ。

 

山口さん、日本の重鎮です。テナーとソプラノサックスを使います。いつ聴いても素晴らしい!1セット目に5曲くらいやってくれたんですが、知ってる曲は一曲目の「星影のステラ」だけです。あとは聴いたことあるような気がしますが、よくわかりません。

 

この程度しか知らない私ですから、えらそうな事言えないんですけど、3曲目くらいの(ストレイホーンの曲と言ってましたから、エリントン楽団がやってたんでしょうね)バラード、しびれたなぁ・・・。

 

歌でもインストでも早い曲、リズミカルなノリのいい曲はなんとなくうまく感じてしまったりしますが、スローなバラードは本当にうまくないと、良く聴こえません。音数が少ないと、音色も含めてちょっとしたフィーリングで伝わってくるものが違ってきます。

 

真文さんのバラード最高です!後ろのリズム隊のみなさんも本当に気持ちよさそうに弾いていましたね。ミュージシャンにだけ解るんでは、こっちはつまらないけど、この日のように私の背中がゾクゾクするときに、ああして楽しそうに演奏していると、ほんとうに嬉しくなるんです。

 

毎週火曜日のナルで、山口さんと共演する若手たちは、きっと毎回山口さんに勉強させてもらっているのではないかな?と思っています。

 

ひとつだけ、少し困るのは、たまに山口さんと目が合っちゃうときがあるんですが、なんか、目が怖くて・・・。別に他意はないのでしょうが、うるさいなぁ・・・とか思われているようで(小心者なもんですから)ちょっぴりびびります。今度は静かに聴こうかなぁ・・・。

 カテゴリ:音楽の話

11月13日(水)の午後の診療は休診とさせて頂きます。

11月13日(水)の午後の診療は休診とさせて頂きます。

 カテゴリ:お知らせ

スィート・ジョージア・ブラウンとハーレム・グローブトロッターズ

「真夏の夜のジャズ」という有名なドキュメンタリー映画があります。1950年代の或る年の、ニューポート・ジャズ・フェスティバルの模様に、同時に行われていたアメリカズ・カップ(有名なヨットレースですね)の映像もすこし交えた記録映画(?)です。

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その初めの方に、アニタ・オディーが出ます。有名なティー・フォー・トゥーの前に、Sweet Georgia Brown を歌います。私はこのシーンが大好きなんですねぇ。

 

監督の演出で多分違う時間のお客さんの、あくびするシーンとか、つまらなそうにしているシーンをうまく繋げているんだろう、と思うのですが、確かに歌い始めのところは、「いったい何やってんだろ?」みたいに感じる歌い方なんです。

jaz2下がアニタです。

 

ツーコーラス目で、リズムが変わり、歌が一変します。ほんとにかっこいい!彼女のインプロヴァイゼイションは、私のなかではエラに次ぐすごさです。Tea For Two ももちろん素晴らしく、彼女自身もその後のライブでは、度々「あの映画でやってた歌よ」と紹介していますから。

 

そんなわけで、私が大好きな歌の一つなのですが、実はこの歌を知らないアメリカ人男性は非常に少ないんです。

 

なぜかと言うと、この歌は、ハーレム・グローブトロッターズのテーマソングだからです。

 

Harlem Globetrotters  は、1920年代後半からある、ショウ・バスケットボールのチームです。(チームは、毎試合真剣勝負をしている、と、公式にコメントしていますが)年間300試合近く(殆ど毎日ですね)、アメリカのみならず、世界中で試合します。

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初期のころは、NBA(そのころは白人選手しかいなかったのでしょう)のチームと真剣勝負で勝ったこともあったそうです。

 

毎回、グローブトロッターズは全員黒人のチームですが、白人のチーム(いつも同じチームなのですが)と試合をして、ちょっとリードされますが、最後はすごいテクニックを使い逆転勝ちします。

 

私が子供のころは毎年日本にも来ていたように思います。魔法のようなテクニックに。子供心に強烈な印象を残しました。「僕もバスケットやりたい」と思いました。(実際には私はずっと卓球部だったんですけど)

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そのチームのメンバーが、試合の前にドリブルしながらコートに入って来る時に、スィート・ジョージア・ブラウン(口笛ヴァージョン)が流れるんです。かっこいいー!と子供たちは大拍手!毎日のようにアメリカ中を回って試合している訳ですから、殆どのアメリカ人の子供たちは見てるんじゃないかな?

 

そんな訳で、ほとんどのアメリカ人の子供たち、特に男の子たちは小さい時にこの歌を聞きます。だからこの歌を知らないアメリカ人男性は非常に少ないんです。

 

ちなみに、バスケットファンの方はご存じの名前だと思いますが、あのウィルト・チェンバレンも一時このチームでプレーしてたそうです。

 

もう一度見てみたいなぁ。あの素晴らしいテクニックと、手品のようなトリックプレーに、目を真ん丸にして、びっくりして見てる子供たちを見たいなぁ。そして、ドリブルしながら走って入場してくるプレーヤーたち、そしてその時に流れる、口笛のスィート・ジョージア・ブラウンを聴きたいなぁ。

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 カテゴリ:スポーツの話, 音楽の話

歯の治療マニュアル

歯の治療に関して、皆さんなんとなくイメージがあるのではないでしょうか?こういう時はこんな治療になるんだろうな・・・?

 

実際には、想像していなかったような治療をうけることになったことも多かったかもしれませんね。なんでこんなにめんどくさくて、時間かかるんだろう?と疑問に思った方もいるかもしれません。

 

逆に、こんなに簡単でいいの?と思うこともあったかもしれません。(ラッキーですね)意外にシンプルに済むこともあります。

 

私も過去に、「そんなことしないで、こうして下さいよ・・・。」とか、「なんでそうしなきゃいけないの?」「え!これで終わりですか?」といろいろな反応をされたことがありました。

 

一生懸命説明して、わかって頂けた方が多いですが、どうしても信じて頂けなかったり、理解して頂けない、ただ、単に理解したくないように見える方々もいらっしゃいました。

 

ひとつ解って頂きたいのは、私たちはマニュアルに沿って治療をする、と言うことです。

 

いろいろなケースによって、こういう時はこうする。ああいう時はこうする・・・。と昔からの研究で治療法は決められています。私たちはその通りに治療を進めるだけなのです。

 

治療法は私が決められることではないのです。ケースによっては、いくつかのチョイスがあることはあります。また狭い範囲で我々がアレンジしないといけないこともあります。選択肢があるときは、メリットデメリットを示し、患者さんに決断して頂くことになります。

 

ただ、基本的な治療法から逸脱することは出来ません。それは治療とは言えなくなるからです。ですから、患者さんがこうしたい、と言っても出来ないこともあるのです。

 

また私たちがかってに治療法を発明して、行ってはいけません。新しいことを臨床に応用するには、患者さんの了承のもとに症例を重ね、学会の審査を受け、多くの同僚による追試を受け、学会がこれは安全で、古い治療より効率的、いろいろな意味で有用、有効である、と判断された治療法だけを、私たち一般の臨床家が行ってよいのです。

 

自分で、これは簡単でうまくいきそうだから・・・、という理由で新しい治療をする・・・、と言うのは治療とは言えません。多分・・・、大丈夫・・・、だと思う・・・、ではダメです。遊びじゃないんだから。

 

提言は多数の人によって科学的に有効であることを示さなければいけないのです。そしてそれは基本的な事を大事にして、進歩していきます。基礎、基本がしっかりしていなければ、家は建てられないのと同じです。

 

これはどんな仕事でも、スポーツでも、音楽、アートでも、同じですね、基本、基礎をしっかり身に付けなくては次のステップに行けません。

 

残念ながら、基本を軽んじて、すぐにかっこいいことをしたがる人が(きっと、どんなジャンル、業界でも)少なくないように感じます。(私の個人的意見で、学会を通したわけではないので、「感じる」です)

 

私はスポーツおたくなので、いろんな有名なスポーツ選手のコメントを覚えていますが、みな、同じように、BASIC,FUNDAMENTAL の大切さを語っていました。ミュージシャンもそうですね。スティービー・ワンダーも「基本、そして、練習、練習、練習!」と、言っていましたよ。

 

以前は若い代診の歯医者さんと一緒に仕事していた期間も長かったのですが、基本的なことを一から教え直さないといけないこともありました。きっと、今はいい歯医者さんになって、地域に貢献していることと思います。

 カテゴリ:歯の話

船橋カントリー倶楽部・10/12

月一ゴルフに行って来ました。高校以来の親友、G君とO君、そしてG君の会社の同僚のHさん、私、の4人で毎月船カンに行きます。

 

今回はO君体調不良で3人でした。天気良く、暑さ残っていましたが絶好のコンディション。好スコアを期待しましたが、ドライバーが右に左に曲がりまくりでした。

 

船橋カントリークラブは冨澤誠造さん設計の名コースです。2グリーンですが、二つのグリーンがうまくセパレートされていて、グリーンが違うと同じホールが違った性格を持ちます。

 

二つのグリーンの間に逃げられるホールは多くありません。18ホールのコースですが、グリーンを変えることで36ホールのコースをプレー出来るようにさえ感じます。

 

そして古いコースですから、林の木もそこそこ密集しているため、林に入れると殆ど横に出すだけしか方法がないことが多く、林に入ったらワンペナと同じと思ってやっています。

 

この日のようにティーショットが曲がるときびしいです。しかも私の場合、ワンペナどころかスリーペナくらいになることがよくあります。

 

私はアプローチイップスなのです。若い頃は頻繁にコースに出ていましたが、30年ほど前に一度ゴルフをやらなくなり、4~5年前から再開したのですが、

 

再開して一年目くらいの時、ひどいシャンク病になりまして、ショートアイアンを打つのが怖くてたまらなくて全く打てなくなりました。9番アイアンよりも4番アイアンのほうがよっぽど簡単に振りぬけるという不思議な事態でした。

 

なんとか、ここ1~2年はフルショットであれば(まだ少しぎくしゃくしますが)9も8も振れるようになりましたが、いまだに30ヤード以内のショットのときは、体が固まってしまい、どう動いていいのかわからなくなってしまうのです。

 

それはアプローチに限らず、林からフェアウェーに出すために軽く20ヤードくらい打つときも同じで、簡単なショットの筈が、ボールの前20センチの地面を打ったりして、ボールは1~2ヤードしか進まないのです。

 

みんなにあざけ笑われながら苦労して林から出て行ってグリーン回りで同じことを繰り返して乗せるのに3~4打、簡単に10以上たたいてしまいます。

 

この日もいきなりダブルパー2回ダブルボギー2回のスタートでした。いやぁ、よく105でおさまったなぁ・・・。

 

G君はいくつか大たたきしながらうまく101にまとめました。Hさんは・・・、バンカーで苦労して、彼の名誉のため、ここではスコアは発表出来ません。でも彼はまだはじめて2~3年ですが、本当にうまくなりました。

 

次の日、練習場で林から出す練習しました。練習場では全く普通に打てるんですけど、これはメンタルなんですね。

 

歯の治療がいやだと言うメンタルと一緒で、これを克服するのはかなり難しいですが、また練習してチャレンジします。

 

それにしても、回りの人たちは誰も私の打つところ見てないと分かっているのですが、打ちっぱなしの練習場で林から20ヤード出す練習するなんて、あいつ何やってんだ?と思われているような気がして、ちょっとはずかしいですね。

 カテゴリ:スポーツの話

穴が見えない虫歯

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いいイラストが見つからず、自分で書いてみました。下手な絵でゴメンナサイです。

 

a: エナメル質、と言います、とても固くてなかなか虫歯の穴が開きません。

b: 象牙質、です。さわると固いですがエナメルより硬度はだいぶ落ちます。ここまで虫歯が進むと、進行は急に早くなります。虫歯になると、とても柔らかくなります。

c: 歯髄、です。なかに神経、血管などが入っています。ここまで虫歯が進むと歯髄炎をおこし、強い痛みが出ます。

 

2 のように噛む面や他の見える場所から虫歯が出来ると、患者さんにもわかるのですが、1 のように歯の隙間から虫歯が進むと、虫歯の穴が目視出来ませんから、我々歯医者でもレントゲンを見ないとわかりません。

 

虫歯が深く広く象牙質を侵して行くと、虫歯になった象牙質は柔らかくなってエナメル質を支えきれなくなります。固いものを噛んだ時に、薄いエナメル質が崩れて大きな穴が開きます。患者さんは初めて虫歯があることに気づき、急に虫歯が出来たと勘違いする方々が多いです。

 

それぐらい虫歯が大きくなると、まだ痛みがなくとも歯髄が侵され始めていることも多いのです。結局神経を取る治療をせざるを得なくなります。

 

右の歯の虫歯のように小さいうちに発見して治療すれば、簡単に小さな詰め物をするだけで済みますから、時間もかからないし、歯の健全な部分を大きく残すことが出来ます。でもこれくらいの虫歯は患者さんが気づきようがないわけです。

 

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実際のレントゲンの映像です。犬歯の側面に大きな虫歯が見えます。丸で囲ってある黒い部分です。虫歯になると歯が柔らかく(とけていくような感じ)なりX-線が透過します。そのためフイルムが感光し黒く映ります。歯髄は軟組織ですからやはり黒く映ります。

 

この歯の場合はレントゲンで見る限り、明らかに歯髄まで届いています。多くの場合、冷たいものにしみる、と言った程度の症状しかありませんが、根の治療(神経をとる治療)になります。

 

前歯の場合は歯が薄いので、歯のすきまからの虫歯でも大きくなるとエナメルを透けて、黒ずんで見えて来ることも多いので、患者さんもなんか変だなぁと思う方もいらっしゃいます。もしおかしいと思ったらすぐに歯医者に行って下さい!

 

皆さんお仕事をなさっていて、自分の専門外の他の仕事をなさっている方がどんなことをしているのか、なかなか想像がつかなくありませんか?歯のことも、自分で思い込んでいることとは全く違う結果になることも多いのですから、是非プロに相談して頂けたら・・・、とお願いしたいと思うのです。(出来れば根管治療をしたくないものですから。)

 

 

 

 カテゴリ:歯の話

川崎ぴあにしも、10/4、ほんごさとこ、高田ひろ子

私には娘が二人いるんですが、下の娘は川崎から南武線で二駅のところにある某電気メーカーに勤めておりまして、上の子は某金融機関の墨田区にある支店に勤めているのですが、今年の春から川崎で一人暮らしをはじめました。

 

以前から時々ライブに付き合って貰ってたんですが、こんどは川崎か横浜の店を探して行ってみよう、と言うことになりまして、行ってまいりました。(ちなみに息子もいますが、全く付き合ってくれません)

 

家庭的でよいお店ですね。とっても笑顔のいいママさんと、大きな猫が一人。料理もいいし、なんと言っても日本酒を置いてあるのが良い!(ジャズの店では少ないです)

 

この日はピアニストが高田ひろ子さん、ヴォーカルは、ほんごさとこさんでした。

 

 

高田さんはもうだいぶ前に(10年前くらい?)お茶の水ナルで聴いたことがあったと思います。ほんごさんは初めて聴きました。

 

いやぁー、上手でした。とっても情感がこもっていて、声もよくのびるし、英語の発音もグーでした。一曲目から僕の大好きな、Someone to watch over me、よかったです。

 

また機会があったら聴いてみたいですが、私のなじみの店にはなかなか入らないようですが・・・。店によって出るミュージシャンにかたよりありますからね。

 

英語の話になりますが、私はあまり会話はうまくないんですが、長いことアメリカに住んでましたから、発音がいいとか、下手だとか・・・・、と言うことはわかるんです。

 

歌を聴いていて、あまり発音がよろしくない歌は、その時点でもう聴くのがいやになってしまいます。

 

かなり有名な歌手でも、歌はうまいんでしょうけど、英語が下手だと何言ってるのかわかんなくて、おまけに演歌のこぶしが入ったりすると、もうダメです!

 

日本語の歌詞のある歌なら日本語で歌えばいいのに・・・、と思うこともありますが、でもやはり元の言葉のの微妙なニュアンスは伝わらないかな。

 

いつも思うのは、せめてテレサ・テンさんの日本語くらいには練習してほしいと言うことです。

 

私がアメリカに行ったばかりの頃、(学生寮に入ったんですが)あるとき、ルームメートと部屋で歌を歌っていました。(P.P.Mの歌だったでしょうか)すると、”Hey!  Who`s  singin`  in` ere!  Maaaan!”(おい!歌なんか歌ってんの誰だ!)

 

と言って他の部屋の奴が入って来ました。私を見てびっくり、「おまえ、英語全然しゃべれないくせに、歌ってるとアメリカ人かと思ったぜ!」

 

子供のころから、少ない小遣いやアルバイト代で買った少ないレコードを、歌詞カード見ながら、それこそレコードがすり減るまで聴いて、発音をまねして歌っていましたから、歌っているときは発音良かったらしいです。

 

素人の私でさえある程度出来たのだから、プロの歌手の方にも頑張ってもらいたいなぁ・・・。なんて思ったりして・・・。(プロの方々に偉そうなこと言ってゴメンナサイ!)

 

 

 カテゴリ:音楽の話

アメリカの歯医者の話

どこの国も、どの町のどの歯医者もあまりシステムの違いはなく、同じような事をしている、と漠然と感じている方多いんじゃないかな?自分もそうでしたからね。アメリカの歯科大を出たと言うと、じゃぁ6年間もアメリカにいたの?と聞かれます。

 

アメリカの歯科、医科大は4年が普通です。日本で言う進学課程(医、歯学部の初めの2年)にあたる部分は4大でやっているからです。またその単位を取ることが医科、歯科大の受験資格になります。

 

ですから殆どの学生は4大を卒業して来ますから、トータルで最低8年かかります。私は途中少し休んだこともあり、10年かかりました。少数ですが受験資格を得るための最低限の単位をオールAに近い優秀な成績を取り、また良い推薦状のある学生は大学2年を終えたところで受験(歯科大を)して合格する人もいまして、そういう学生たちは6年で終わります。

 

逆に4年制大学を出たあとに大学院に進学し、修士号をとってから入る人もいたり、一度社会人として数年仕事をして資金を貯めてから入る人もあり、さまざまです。また軍隊に行ってから除隊して入る人もいます。彼らには政府が資金援助をしてくれて、軍に入るといろいろな特典があるようです。

 

ですからアメリカの歯科大の1年生は日本の3年生にあたる訳ですが、私の同級生(100人弱いましたが)の入学時の平均年齢は25歳でした。日本では考えられないのではないでしょうか?その違いから始まり、入学すると専門課程から入りますが、1年目の終わりから臨床(実際に患者さんの治療をします)をはじめます。

 

4年の間にかなりの臨床をこなします。それが必要な単位数の一部で、例えば口腔外科のクラスの単位を取るには卒業までに最低20本の抜歯を経験しなければいけません。自分の担当患者を初診から治療終了まで20人ほど(だったかな?正確には覚えてません。もう30年前のことなので)こなさなければいけません。

 

ですから基本的な治療は殆どある程度の数をこなすことになります。それもステップ・バイ・ステップで指導医のチェックを受け、詰め物一つ入れる治療を終わらせるためにいくつもハンコを押してもらわないといけませんでした。だからクリニックでは優しい先生の前にはいつも長い行列が出来ました。

 

そんなシステムでしたから、治療のベーシックは卒業するまでに叩き込まれました。日本に帰って来て勤め始めた時に同僚に日本の大学での履修課程などを教えてもらいましたが、そういう点については日本とアメリカはかなり違っていたようです。専門医制度もだいぶ違うようです。

 

私は根の治療(根管治療:Endodontics)が大嫌いで、大学を出たらやらなくてよくなると(アメリカでは専門医にやってもらえるからです。)期待していたのですが、(私も日本でも同じような制度があるのかと思い込んでいました。)日本に帰ってみると、すべて自分でやらなくてはいけなかったんですね。

 

いろいろと講習会に行き勉強、練習して、逆にかなり自信をつけましたけどね。アメリカでは矯正、外科、歯内療法(根の治療)、歯周病科、小児歯科、等は歯科大を出たのちに大学院へ進み、卒業後に専門医の試験を受け合格した者が専門医になります。彼らは自分の専門以外のことはしません。ですから一般開業医(General Practician)は難しいケースは専門医に紹介します。専門医がその専門の治療をしたあとに患者さんはまたもとのGPの治療を受けるという訳です。

 

結構違いがありますね。ちなみにインプラントはアメリカでは口腔外科の専門医が入れ、その上にかぶせる補綴物は一般開業医が行うという分業制が普通らしいです。私がインプラントをしないのは自分は口腔外科の専門医でも歯周病の専門医でもなく(もちろんそれらの初期治療には自信を持っていますが)一般開業医(GP)であると言う誇りをもっているからです。

 

また機会があったらいろいろな違いであったり、参考になることを書いてみたいと思います。

 

 

 カテゴリ:アメリカの歯医者の話, 歯の話

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