新原歯科医院

院長ブログ

痛みの種類、冷たいものにしみるとき・歯髄炎

164_pいろいろな痛みがあります。ひりひり、ズキズキ、じわ~っ、・・・。鈍痛、激痛、疝痛・・・。歯の痛みにもいろいろあって、その痛み方によって、何が起こっているか判断し、診断することが出来ます。   ズキンズキンと脈を打つような痛みのときは、虫歯の痛みではなく、歯周になんらかの炎症がおきていることによるケースが多いです。冷たいものにしみる時は虫歯が原因であることが多いです。   今回は冷たいものにしみる時、どんなことが考えられるか書いてみます。   まずは、深い虫歯です。     008     左の歯のように、虫歯が進行して歯髄(神経)に接近、歯髄が炎症を起こし始めると、冷たいものに歯が触った瞬間~1~2秒程度しみて痛みますが、すぐおさまります。   これは歯髄充血です。

 

この時点で治療すると、まだ神経を取る治療をせずともよい(詰め物、かぶせものは必要ですが)ことも多いです。   それを放置しておくと、しみる痛みが強く、長くなってきます。さほど冷たくない水にもしみて、痛みが数分、或いはもっと長い時間続きます。

 

そのうち何の刺激がなくとも、痛みが出るようになり、叩いても響くようになります。   急性歯髄炎です。多くのケースで根管治療(歯髄をとる治療)になります。   それを我慢し続けると(我慢強い人が結構います)、冷たいものにしみなくなり、熱いものにしみて強い痛みが残ります。冷たいものをあてると、逆にいたみを軽く、或いは一時的に痛みがなくなりおます。

 

これも根管治療です。それも我慢すると(本当に我慢強い人がいますね)、歯髄が壊死してしまい、痛みを感じなくなります。   しかし、それを放置しておくと、いずれ壊死した歯髄が悪さをします。根の先の穴から細菌が歯槽骨に広がり、化膿して骨の中で膿がたまり始め、それが歯槽骨を圧迫して、ズキズキと脈を打つ痛み、顔が大きく腫れることもあります。

 

これはもう虫歯の痛みではないですね。みなさん、本当に我慢しすぎないで下さいね。それだけ我慢強いのなら、歯の治療なんて、なんてことないではありませんか?   虫歯で冷たいものにしみる時の話をしました。虫歯でなくとも歯がしみたり、歯髄炎をおこすこともあります。同じ痛みでもいろいろな違う原因でおこる事があります。また、次の機会に話しましょう。

冷水痛20131030

  カテゴリ:歯の話

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