新原歯科医院

院長ブログ

寝占友梨絵ライブat代々木ナル・8/14/2015

お盆休みの14日の金曜日、代々木ナルは遠藤征志(Pf)、曽根一馬(G)、寝占友梨絵(Vo)のライブでした。遅ればせながらレポートします。

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小岩コチ、平河町Pacoで聴いて以来の寝占さん、今回は代々木ナルではお馴染の遠藤くんと曽根くんをバックに歌います。聴き逃すわけには行きません。

 

遠藤征志くんと曽根くんはよくデュオでライブをやっている気ごころ知れた二人です。美しい音色とテクニックには定評のあるこの二人と寝占さんの歌がどう化学反応を起こすのか・・・?楽しみにしていました。

20150814_192916曽根さんと寝占さん

 

Pacoで聞いたのですが、なんかスーパーヴォーカリストだという評判がミュージシャンの中で高まっていると言う事でした。こういう人はもっともっと多くの人に聴いてもらいたいと思っています。

 

相変わらずの素晴らしいスキャットと歌は、遠藤くんと曽根くんの演奏と見事に融和してぶっちぎりのライブになりました。

20150814_192927遠藤さんの後ろ姿

 

ヴォーカルのバックの演奏は、時に目立たぬように歌手を引き立てる黒子のような伴奏で気持ちよく歌わせることもありますが、こういう丁々発止の演奏は好きだなぁ・・・。Jazzを感じます。

 

また遠藤くんや曽根くんのような素晴らしいミュージシャンの演奏に引けを取らない歌をうたえる歌手もそう多くはいないかもしれませんね。寝占さんは間違いなくそういうヴォーカリストです。

 

スキャットだけでなく普通に歌ってもいいフィーリングで伝わってくるものがあります。澄んだ声に加え時には太い声色(ライナーノートによると「ネジメ野獣化唱法」?)で迫力を感じさせますね。

 

英語に関しては、畑路子さんが98点だとすれば、寝占さんは90点くらいかな?ただ、たまに怪しいところがあるんですけれど、それが全く耳ざわりが悪くないのが不思議です。

 

ま、私もあまり偉そうな事を言える立場では御座いませんが・・・、いやな感じをさせない、限りなく近くて優しい音が聞こえる・・・・?と言ったらいいのかな?うまく言えませんがこういう歌手も珍しいと思います。

 

次の日も仕事はお休みですから、2セット目も聴いて行きました。お客さんの中に最近結婚なさったご夫婦がいらっしゃって、(遠藤くんのファンのかたのようですが)リクエストでその方々の結婚式に遠藤くんが弾いたと言う彼のオリジナル曲をやってくれました。よかったです。(写真を撮っちゃいましたが、やはりプライベートの事ですからアップしては失礼かな・・・?と)

 

遠藤くんと曽根くんのデュオではオリジナル中心にやるそうですが、彼らはとってもいいメロディーメイカーです。ジャズという名に拘らない美しい曲を沢山持っているようです。実はこの日、曽根くんのミニアルバムを購入いたしまして、聴いてみましたが、いやぁ・・・、ロマンチストだねぇ・・・。

 

オリジナルをやる人は多いですが、インストの方のオリジナル曲には、時としてテーマ・・・、と言うかメインのメロディーがよく判らないことがあります。歌にならないような曲ですね。私はどうもそういうのが苦手なのですが、この二人には歌心がたっぷりあるのでしょう。とてもきれいな曲を持っています。このデュオもまた聴いてみたいですね。

 

ピアノの椎名豊さんのオリジナル曲も本当に美しいメロディーの曲が多くありますね。こういう美しい曲が世界で聴いてもらえるようになるといいのだけど・・・。

 

さて、寝占さんのCDを購入し、サインして頂いて帰路へつきました。帰宅して早速聴いて見ました。CDでも素晴らしいなぁ。ピアノとのデュオなのですが、兼松衆くんと言うこのピアニストもいい味出てますね。あまり詳しくない私は知らない人だったんですが、3年前から作曲等の活動をメインにしていてライブを殆どしていないとか・・・?国音ピアノ科首席卒業でライブでも大活躍されていたようです。

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デュオですが、とても拡がりのあるいい演奏です。私はめったにライナーノーツを読まないのですが、こういういい演奏の時は見る事もあります。なんと大御所ピアニストの山下洋輔さんがライナーノーツを書いていました。

 

国立音大で師弟関係にあったそうですが、この二人の事を絶賛しています。こういう歌い方もまた好みの別れるところかもしれません。昔のジャズ喫茶で名盤と言われる古いレコードの演奏を目をつぶってじっと聴いて来られた方にはどうなんだろう?受けないかなぁ・・・?

 

エラとかアニタもスキャットを駆使していたんですが、しっとりと歌う方が古くからのジャズファンには馴染みがいいのかも知れないなぁ・・・。

 

ちなみに山下洋輔さんは、昔、会話禁止のジャズ喫茶で大声で騒いで、よくつまみ出されたそうです。昔は会話禁止、目をつぶって下を向いて必死にレコードの音を聴いていなければいけないジャズ喫茶が多かったそうです。だから今でもライブなのに目をつぶって聴いている人がいますが、その癖が残っているのでしょうか?

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、その山下さんが「我々はもう完全に圧倒されつつ、喜んで「いぇ~い!」と叫ばざるを得ない。」と言っています。私もこの夜のライブで何度も奇声を発しましたが、山下さんも同じなんだ・・・、と知り、安心した次第です。

 

ピアノの兼松衆さんの寝占評も「・・・・、演奏のときにこんなにミュージシャンとしての駆け引きが出来るヴォーカリストもいない・・・・・・」等と絶賛しています。この音源を聴くと、彼にもライブに復帰して寝占さんとの演奏を生で聴かせて貰いたくなります。

 

さて、この素晴らしいヴォーカリストはどこまで羽ばたいて行くのか・・・?高く、美しく羽ばたいて行ってほしいと期待します。

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  カテゴリ:音楽の話

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