新原歯科医院

院長ブログ

アーカイブ: 10月 2016

木枯らし

青葉園に墓参りに行って来ました。東京は暗い雲に覆われた曇天でしたが、高速を走っていると西北の空のある一線の向こうには青い空が広がっていました。写真に撮りたいような空の変化です。運転中は無理ですね(笑)。

 

戸田橋を渡った後、風が急に強くなってきたようで、車が横に振られてビックリ、慌ててスピードを後します。与野の出口で高速を降りる頃から快晴の空模様に変わりました。強風でスモッグが飛ばされたのでしょう、北の方に遠くの山々がくっきり見えます。

 

青葉園について見ると上は澄んだ美しい青空です。強い風が吹いていました。これは「木枯らし一号」かなぁ?

 

今、帰って来てニュースを見ると、関西では「木枯らし一号」が吹いた、と発表されていました。きっと東京もすぐなんだろうな。

 

また、冬が近づいて来ましたね・・・。

 

10/29/2015 00:45PM

 

 

 カテゴリ:未分類

モニュメントバレー

アメリカ西部にフォーコーナーズと言う場所があります。50州あるアメリカ合衆国の州境の中で、一か所だけ4つの州の州境がある場所です。

 

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北にユタ州、コロラド州、南にはアリゾナ州、ニューメキシコ州がある一点です。何もない砂漠の一か所に記念碑とお土産物屋さんがあります。

 

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そしてその近くにモニュメントバレーと言う名所があります。昔の西部劇でよく使われた場所ですから、知らない方でもなんとなく見覚えがあるかも知れません。

 

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ここにはアメリカ先住民のナバホ族の居留地があります。英語でreservationと言いますから、保留地とも言うようです。アメリカのインディアン(この言葉は今は使うべきでないとされているようですが)居留地のなかでは一番広いものだそうです。

 

そしてその地域に私の行っていた大学の病院がありました。病院には歯科もあり、私たちロマリンダ大学歯学部の学生は卒業前に1か月間そのサテライトクリニックで治療することが臨床実習の必須科目になっていました。

 

1982年、私は2人の同級生とモニュメントバレー・アドベンチスト・ホスピタルに派遣されました。貴重な体験をさせてもらいました。

 

そこはアメリカの中の外国、ナバホの国でした。Navaho Nation として一定の自治権を持ちその土地を領有している一つの国です。伝統を引き継いでいくことを大切にしているナバホカントリーでは子供たちは英語を話せませんでした。(当時のことです。今はどうか知りません)ナバホ語で育ち、(おそらく)学校に行くようになって英語を学び話せるようになります。

 

また1980年代の当時は老人たちの中にも英語を話せない人達がいました。西部劇に出てくるようなお話の中にはまだ100年もたっていない事件も多かった時代です。ブッチ・キャシディーがワイルドバンチを作ったのが1896年、南アメリカに行ったのが1901年だそうですから、その頃のナバホの子供が居留地でナバホ語で育ち英語を習わぬまま老いていったと言う事なんでしょう。

mv2 いやになるくらい真っ直ぐな道が続きます。

 

病院内の歯科のスタッフ(歯科助手)は殆どがナバホの女性でした。私同様に彼女たちにとっても英語は第二外国語(勿論私よりはるかに上手ですが)であり、英語が下手で顔の系統が似通っている私には親近感が湧くようで、とても親切にして頂きました。夜には併設されている体育館で一緒にバスケやバレーボールをして楽しみました。

 

ここへ行く途中にフラッグスタッフと言う町があります。標高2000メートルの高地にあり、よくスポーツ選手が高地トレーニングに行く場所なので名前は知れて来ました。ジャズで有名な「ルート66」と言う歌がありますが、その中にも「Flagstaff of Arizona・・・♪・・・」と、歌詞にその名前が入っているようにルート66という幹線道路沿いにあります。

 

モニュメントバレーはそこを通って300キロ弱ですね、フラッグッスタッフほどではありませんが、標高1700メートルの高地です。ちょっと走ると息苦しくなります。インスタントラーメンをいっぱい持って行きましたが、沸点が低いため、ゆであがりが悪くあまり美味しくなりませんでした。

 

いろいろ思い出してくると話がつきなくなります。また別に機会に続編を書きましょう。ちなみに私が一か月過ごした病院はその後数年(?)内に閉鎖されたそうです。連邦政府のネイティブアメリカン援助のための補助金が大幅にカットされて経営出来なくなったためです。

 

殆どの患者さんはナバホの人達でしたし、彼らは経済的には苦しい生活を送っていましたから、その援助のお蔭で医療サービスを提供できたのです。去年から当医院で手伝ってくれている根本先生が教えてくれて初めて知りましたが、私の学年がモニュメントバレーの病院に派遣された最後の年だったんだそうです。それを知ってなんか淋しく感じたのはなんでなんだろうか・・・?

 

病院の写真などはネットでも見つかりませんでした。歴史の中に埋もれてしまったかのようです。

 

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毎年お祭りにこうして民族衣装を着て踊るそうです。日本人が着物を着てお祭りで盆踊りをするようなものかな(笑)?

 カテゴリ:アメリカの思い出, 未分類

七G会幹事会・船カン・NARUの週末

21日金曜日は両国の「美うら」さんで七G会の幹事会でした。前回コンペの上位、下位それぞれ2位までの4人が幹事になります。私は下から2番目のブービーとして幹事になりました。

 

一度だけ優勝して幹事になったけど、ブービー、またはブービーメーカーとしては何度も幹事になっている私です。(悲)ま、幹事長(優勝者)以外はただ飲んでいるだけの幹事なんで楽でいいんですけど・・・。

 

いつも幹事以外のメンバーも多々参加し、幹事会は15分で終わり、あとは単なる飲み会になるのが恒例でしたが、今回は人数が少なかったのも珍しかったけど、懸案事項も多く(第30回記念大会ですから)、今までにないまじめな幹事会になりました(笑)。

 

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とか思っていましたが、議題も整理され、いつの間にか相変わらずの飲み会に・・・。

 

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金曜ともあって皆さん杯が進みますが、その上Tk幹事長が注ぐ事注ぐこと・・・。Ed世話役が入れた焼酎一升があっと言う間に無くなってしまいます。前回佐倉でのコンペ後の二次会で14人で17本のワインを空けてしまったこともあり、年末の佐倉には何本ワインを用意したらよいか?と言う事までもが議題になったくらいなのですが、さすがの飲みっぷりだなぁ・・・、と感嘆してしまったよ。

 

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と、楽しく時間を過ごした金曜の夜でした。

 

が、実は次の土曜日は月一の船カンゴルフだったのです。ちょっとTkくんに飲まされたなぁ・・・、と早めに床に入ったのですが、酔いのせいもあったでしょうか、目覚ましの時間を間違えてセットしてしまい、予定より1時間早く4時半に起きてしまいました。ガックリです。(泣)

 

二度寝しようとしてもすぐには寝付けないし、覚悟を決めて起きて準備を始めました。せっかくGtくんが少し遅めのスタートを取ってくれていましたのに、意味がなくなってしまったわい。

 

それでも意外にゴルフは悪くありませんでしたね。徐々に体も回復、楽しいゴルフになりました。

 

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あるホールでGtくんとOsくんのドライバーショットが200ヤード先でこの近さに寄りました。これだけ近くになることはめったにない事なので記念撮影。題は「仲良しこよし(?)」(笑)

 

20161022_093642この二人です(笑)。

 

今日も白鷺を見ました。あるショートホールです。

 

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暑い日差しもなく、微風の下、一日中涼しく心地よい気候に恵まれたゴルフ日和でした。

 

みなそれぞれ良いショットも多かったのですが、私とOsくんはOB、ロストボールなど数回ありました。私はそれに加えて数ホールでショートゲームイップスの症状が強く出まして(あるホールでグリーンまで数ヤードのラフからのアプローチで3回打って1ヤードしか進まず4回目でやっとグリーンオン(泣)。)5オーバー以上のホールが5~6回ありました。

 

後半などはダブルボギー無し、パー3回、ボギー1回、アイアン、フェアウェイウッドは中々好調で数回パーオン出来ましたが、乗らなかった時にはアプローチ地獄が待っています。あとは大たたき(笑)。上がり3ホールでなんと16オーバー(一度12を叩きました)と言う山あり谷ありのラウンドで62回です。Osくんも60+のハーフでした。

 

Gt君は流石のしぶとさで後半49、トータルで110を一人だけ切って来まして(なんとレベルの低い)接戦を制しました(笑)。

 

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情けないスコアカードで御座います。こないだのハーフ44は何だったんでしょう?

 

この日のラストホール(19番)は千葉ニュータウン中央駅近くのお好み焼き「道頓堀」さんです。やっぱり粉ものは旨いなぁ・・・と、スコアも気にせず舌鼓を打てる私たちです。いやいやお疲れ様でした。また宜しくです。

 

実はこの日の夜青山のボディーアンドソウルで、大野俊三さんと言うニューヨークで活躍されているトランぺッターのライブがあったのです。もう半年ほどあのお店にも行っていないし、なかなか聴くチャンスのない方のライブです。この夜は久しぶりに青山に行こうか?と思っていましたがゴルフが入っちゃってどうしようか迷っていました。

 

何年か前にお茶ナルの火曜日、山口真文さんの日に行った時、ライブのスタートを待っていたら、楽器らしいケースを持った人が店に入って来ました。

 

いつもクールなイメージの真文さんが満面の笑みで迎え、楽しそうに話しています。古いお仲間なのかなぁ?と思いましたが、ライブが始まると真文さんが「大野俊三さんです・・」と紹介してくれました。

 

私はコアなジャズファンと比べればジャズファンとさえ言えないような「ちょっと音楽好きの人間」でしかありません。ジャズの雑誌も読まないから、情報もなく、大野さんの名前も知りませんでした。その夜に彼の事を知り、ネットで見てみたら、いやぁ、有名な人だったんですね。

 

ohno 大野俊三さん

 

グラミー賞アルバムに2度も参加した、恐らく日本人トランペッターとしてはアメリカで一番成功し、また知名度の高い日本人ミュージシャンなのかも知れません。その後事故や病気の為再起不能とも言える状況から不屈の精神でカムバックして活躍なさっています。

 

コチのマスターがミュージシャンに薦めてたとか聞いたこともありますし、ユーチューブで聴いて見ると成程素晴らしい演奏でした。この秋日本ツァーに来ているそうでしたが、東京近辺ではその夜しか行けないな、と思っていましたから、時間もゴルフから帰って来てから行けば丁度いいかな?と思っていました。

 

でも家に着いてみると流石にグロッキーです。19番ホールで心地よく500cc程日本酒を頂いておりましたから(気の合う仲間と飲むといつの間にか酒が進むし、美味いですなぁ・・・)程よく酔ってもいましたから、もう1時間かけて青山に行くのが辛くなりまして、諦めた次第です。もうなかなか生で聴く機会はないかもしれませんね。残念でしたが・・・。

 

1時間程ごろごろ横になってテレビで録画したUSPGAツァーを見ていました(松山選手が活躍していました。)が、まぁ眠いんだけど(なにしろ4時半に起きてしまいましたから)、まだ7時です。ちょっと寝るには早いなぁ・・・。御茶ノ水の大坂昌彦さんのライブに今日は荻原亮くんが出ているはずだったなぁ・・・、などと思考が進んでいきます。ちょこっと聴きに行くか・・・?

 

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と言う訳で、行ってしまいました。電車に乗ってしまえば亀戸から10分です。お茶の水駅前のNARUには自宅から15分で着きます。行ってみれば超満員!土曜日なのに凄いなぁ・・・。予約した方で遅れているお客さんがいたしたようで、カウンターに空いていた席に座らせて頂きました。ラッキー!

 

山田さんのサックス、バスクラリネットが最高に歌っていました。亮くんも相変わらずカッコいいソロやバッキングを聴かせてくれます。今泉さんや、益々幅(?)の出てきた(笑)川村くんもいいソロをとります。でも何といっても大坂さんだな、ひときわ存在感があります。決して叩きすぎてはいないんですが、絶妙ですね。

 

疲れた私は初めは声も出ませんでしたが、最後にはいつも通りの私になっていました(笑)。30分ほど聴いて、1回目が終わり、金土と心地よい時間が続いた私はこれで今晩は快眠です。いつもはのんびりの週末ですが、この週末はちょっと活動しすぎたなぁ。明日の日曜ゆっくり休んで来週にそなえましょう。いよいよあと一週間で11月。速いですねぇ・・・。

 カテゴリ:日々のこと

細川綾子at代々木ナル2016

10月15日の土曜日の夜、細川綾子さんが出演すると聞き代々木ナルに行って来ました。私がジャズのライブに行き始めた頃よく銀座松坂屋(もう松坂屋もライブハウスも無くなりましたが)の裏手にあったスィングシティーに行っていました。

 

そこで細川さんの歌を何度か聴きました。大御所と言っていいんでしょうね、アメリカでビッグバンドの専属歌手だったこともあるそうですが、長い芸歴の年輪が感じられるような素晴らしい歌手です。

 

何も知らなかった私はそのお店で伊藤君子さんや金子晴美さんも知りました。この三人はいまでも私の中では別格のように感じます。今思えばいいお店だったなぁ。ピアノの辛島さん、ベースの古野さん、ドラムの大坂さんという凄腕のトリオも聴けたし、今は亡き越智順子さんも時々出演していました。

 

細川さんは今でも日本滞在の折には銀座スィングに出演なさるようだし、伊藤さんもレギュラーで歌われていますね。

 

今回は代々木ナルの50周年とあって初出演なんだそうです。なかなかない機会ですから聴きに行こうか?とお邪魔しました。

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青木さんと藍澤さんの演奏が始まっていましたが、お店は私とは違う紳士淑女のお客様ばかりです。

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2曲程演奏しているうちにお客様たちが演奏に聴き入ってきたところで細川さん登場です。

 

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まずは「50周年おめでとうございます。」とお祝いを言った後、「私の芸歴よりは少し若いわね。」(笑)と軽い冗談、そして歌い始めます。

 

私が初めてスィングシティーで聴いてから20年くらいたつわけですから、お歳も召されたはずですが(失礼!)、その歌には一層説得力が増していました。まだ声もよく出ますねぇ。

 

お客様たちもみな心地よさそうに笑顔で聴き入っています。引きつける、伝わって来るものがあるんでしょうね。MCも気取らずにお客さんを会話にさりげなく引き込んだり、ベテランですね、本当に安心して聴けるショウです。よどみなく時間が過ぎて行きます。バックの二人もいいソロを届けてくれます。

 

初めての出演ともあって「何時までやったらいいのかしら?」とかメンバーと話すシーンもあったりして・・・、気にもせずステージに入っちゃったんでしょうが、ま、貫録ですけど・・・うぅ~~ん??

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そのあと2曲程やって、一回目が終わりました。あっと言う間の1時間でした。英語がお上手だというのも安心して聴ける一つのファクターかも知れません。歌を伝えるために言葉が通じなければお話になりません。あまりにも当たり前すぎる事ですが、基本ですね。そして発音などがしっかりしていると言う事は「耳がいい」と言う事でもあります。若い方々には忘れないでほしい大切な基本です。歌ってるふりだけでは何も伝えられないのだと思っています。

 

大きな拍手を送っていつも通り一回目の終わりにおいとまいたしました。次の日は日曜でもあり、もう少し聴きたかったんだけど、前の日の金曜日にラオスに駐在していて一時帰国している友人と久々に横浜で会いまして、休み前でもありちょっと飲みすぎました。お蔭で少々体調悪く、あまり悪くしないようにと、残念でしたが自粛いたしました。

 

こういう小ぶりの箱で聴くのも中々おつなものです。是非また機会がありましたら聴きたいなぁ。

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

第81回日本オープンゴルフ・2016

久しぶりに日本男子のゴルフ中継を観ました。やはり強い選手が出ると面白い。皆そう感じたようで、毎日一万人以上の観衆が狭山ゴルフクラブを訪れて観戦したそうですが、これだけの観衆を集めた男子プロの試合は暫くなかったですね。

 

2009年の大会(武蔵・豊岡コース)が45,515人の観衆を集めたのが記録が残る72年以降の最多観客数だったそうですから、今年の45,257人はその記録を更新したことになります。(みなさん平日にもかかわらずよく行きますねぇ(笑))

 

メディアによっては09年に次ぐ2番目の動員数としているところもあります。(数も2,000人くらい多めに伝えていますが)練習日を含めるか?という違いかも知れませんが、どちらにしろ記録として残る史上1位、2位を争う大観衆が彼らのゴルフを観に行ったことになりますね。

 

近年人気凋落を言われ続けた男子プロゴルフツアーですが、これでその理由の一つは証明されたようなものですね。世界で活躍できるレベルの高いゴルフはお金を払ってでも目の前で見たくなると言う事です。

 

レベルも低く、おまけにサービス精神の欠如したツアーを観に行こうとはみな思わないんでしょう。世界のトッププレーヤーの一人である松山選手のプレーはテレビを通じてでも迫力たっぷり、そして彼はラウンドの後の練習後にずっとファンにサインをし続けていたそうです。ファンあってのプロゴルフツアーであることをUSPGAの他の選手たちからも(技術のみならず)学ぶところが多かったのでしょう。

 

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彼に加えて石川遼選手、そして決勝ラウンドには進めませんでしたがアダム・スコット選手の存在も大きかったですね。こういうUSPGAでレギュラーで出ている選手たちが出場んしたことで微妙な緊張感が生まれたように感じました。

 

それが他の日本人選手、池田勇太選手や片山晋呉選手、小平選手などのプレーのレベルを引き上げたのではないでしょうか?矢野東選手も前半は健闘しました。

 

こういう花のある選手たちが上位でいいプレーを見せてくれたことも今年の日本オープンを盛り上げましたね。

 

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石川選手は最終日にはスコアを伸ばせませんでしたが、トップ10に入りました。来年度(もう始まっていますが)のUSPGAツアーでは往年のプレーを見せて活躍してほしいものです。

 

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彼が出て来た時は中堅の選手たちがチクチクといろいろ石川遼選手を批判するようなコメントを言っていました。「大きな派手なアクションは他のプレーヤーに失礼だから・・・」とか・・。プロゴルファーが何を言っているんだろう?と思っていました。ファンを喜ばせるパフォーマンス、プレーをすると言う事は二の次なんでしょうか?

 

石川、松山両選手が日本のツアーを去ってアメリカのプロツアーに挑み、男子プロの人気は落ちる一方です。最近やっと青木功会長等が、ファンサービスの事を言い始めていますが、さてなんとか人気回復なるのだろうか?

 

サービスも必要ですし、今回のようにアメリカからちょっと来た選手が(もちろん松山選手のことですが)いきなり参加してポンと勝手しまう、それも圧勝してしまうようなレベルのツアーの底上げがなされなければ魅力的なイベントにはなり得ないところが根本的な課題の一つです。若い選手たちに期待するしかないかな?

 

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キャディを含めて3人の東北福祉大出身者と池田選手についたハウスキャディーさん。この大会を盛り上げました。3年務めた選手会長の重荷から解き放たれて、ウエァもゴルフクラブも髪型も変え、キャディまで変えて新しいスタートを切った池田勇太選手は期待できそうだな。

 

また迫力のあるいい試合を見る事が出来るようになることを期待します。

 カテゴリ:スポーツの話

ボブ・ディラン・ノーベル賞選考委員会の英断

なんとボブ・ディランがノーベル文学賞を取りました。ニュースを聞いて、へぇ~!と思ったけど、直ぐに「まぁ、当たり前だな」と感じました。

 

欧米の文学者たちには批判する方が多いようです。フランスの文壇の方が痛烈な文言で批判しているコメントを読みました。

 

それに比べると日本の方々はとても寛大な意見を述べているように思います。今朝の日経の最終面文化欄に早速ある英文学者の好意的な寄稿が載せられていました。速いですね(笑)。

 

私にはそこに書いてあるような難しいことは解りませんが、この選定はノーベル賞選考委員会の英断だと思います。

 

殆どのメディアが「歌手のボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞」と書いています。詩人とは書いてありませんが、彼が素晴らしい詩人であることは言うまでもなく、それを認めずに批判する文人たちの傲慢さが私には見苦しく感じられます。

 

私は特に読書家でもないし、最近は殆ど本を読まなくなっていますから、大それたことは言えないのですが、近頃の文学の中に特に読みたいと思う本も見当たらないのです。

 

文芸春秋は毎月とっていて、待合室に置いてあります。芥川賞特集の時に選考委員の名前を見て、「なんて小粒な委員会になっちゃったんだろう?」と、失礼ながら思うのは私だけではないんじゃぁないですか?

 

今回批判をしている海外の(著名らしいですが)文人たちを私は知りませんが、「どうせ大したことないんだろう」と言う思いが強くなりました。

 

ボブ・ディランに乾杯したいと思います。

 

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 カテゴリ:未分類

やってもうた・・・

やってしまいました(泣)

 

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ちょっと間抜けでした。19年目で傷物にしてもうた。長く乗ってると愛着もわいてきますから、悲しいような申し訳ないような・・・。

 

いまさら修理にお金をかけるのもどうだか、ですが、やっぱみっともないなぁ・・・。

 

さて、どうしよう・・・?

 カテゴリ:日々のこと

代々木ナル50周年ライブシリーズ・10/4/2016・塩田セッション

代々木NARUは今年50周年なんだそうです。9、10、11月と趣向を変えて特別ライブをやっています。普段はあまりここには出演しない方も出たりするようです。美紗子さんも「いろいろご苦労なさったかと思いますが、50周年おめでとうございます。とまずは書かせて頂きましょう。

 

4日(火)に行って来ました。ベースの塩田哲嗣(のりひで)さんのセッションでした。毎月出演している人気パーカッショニストのはたけやま裕さん、初出演だという紗理さん、田中菜緒子さんは御茶ノ水ナルには毎月出てますが、ここは出たことあるのかなぁ?そしてベースの第一人者の一人、塩田哲嗣さんの4人のギグでした。

 

10月の50周年記念ライブ期間は2-ステージと言う事でのんびり7時半のスタートに間に合うように四ツ谷駅で総武線に乗りましたが、千駄ヶ谷駅直前で急停車。なんでも運転士が異音を聞いたとの事で車両点検をする・・・、とアナウンスがありました。

 

まずは前後、そして逆方向の電車もみなストップする手配をしてから運転士が車両の両サイドを点検するそうでしたが、20分以上止まったまま待たされました。ライブ始まっちゃったなぁ、等と思いましたが、この電車に乗車している数百人のお客さんを安全に運ぶためには当たり前のことですから、仕方ありません。こうしてきちんとマニュアルを守ることで日本の鉄道の安全性の高さを守って行けるのでしょう。

 

さてやっとナルに到着、インストの演奏が階段の下から聴こえて来ました。私はすでに心が軽くなって来ました(笑)。

 

田中さんのピアノ、はたけやまさんのパーカッション、塩田(しおた)さんのベースと掛け声(笑)。ノリのいい塩田さんがグイグイと演奏をリードしますが、二人の女性も見事に応えます。私は座った瞬間から「イェ~~イ!!」と声が出てしまいました(笑)。塩田さん、この夜はたまにピッチがずれたりもしましたが、このノリと気合で帳消しかな(笑)。カッコいいベースソロも声援を浴びていました。

yuuはたけやまさん、と tanaka田中さん。美女二人に囲まれた、

 

siota 幸せな野獣(?)塩田さん。

 

進境著しい田中さんもこのノリに触発されるのか、いいグルーヴィーなフレーズで沸かせてくれました。はたけやまさんはやや控えめですが、ソロでは気持ちよく叩き、いいアクセントを入れてくれます。素晴らしいインストの演奏を3曲程聴くと、ヴォーカルの紗里ちゃん登場しました。

 

なぜこの日を選んだのかと言いますと、勿論この組み合わせに興味があったのですが、実は沙理さんのサインをもらいたかったからなのです。

 

以前から私は出口優日ちゃんのファンで何度も聴きに行っていますが、彼女と紗理ちゃんが組んでいる「チャイチーシスターズ」と言うユニットがCDを出したのを先月浅草ハブで優日ちゃんから購入いたしました。

 

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その時にCDの盤面に優日ちゃんのサインをしてもらったのですが、片側を空けてサインしてくれまして、「こっちには紗理にサインして貰って下さいね」と言われました。そうか・・・、でも私の行くところに沙理ちゃん出演しないからなぁ・・・、と思っていましたら、この日の代ナルのスケジュールに名前が出ていたので、これは丁度いいわい!と参上した次第であります。

 

このアルバムはボーカルのAKIKOさんがプロデュースしたそうですが、いいミュージシャンたちを使ってますね。ピアノの小林創くん、数年前から何度か聴いていますが、一度聴けば彼のピアノに圧倒されます。素晴らしいピアニストです。

sou ファンの方々にはあまり知名度は高くないかも。

 

ウクレレとギターの富永寛之さん、つい最近浅草ハブで「ブルームーンカルテット」というバンドを聴いたのですが、そこで初めて聴き、知りました。本当に楽しそうに、そして素晴らしいピッキングの(ギターのように弾く)ウクレレにビックリさせられました。きっと知る人ぞ知るプレーヤーなのでしょうね。

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その時のトランペット(黄さんっていう人らしいですけどコルネットだったかな?)もかっこよかったですが、彼も2曲程参加しています。CDのなかでアコーディオンも使われていました。これもなかなかいい味出してました。

 

そしてピアノの竹田さん他、長くなりますから全部は書きませんが私の知らない素晴らしいいミュージシャンたちがこのCDに貢献しています。彼ら(彼女たち)の生音も聴いてみたくなります。

 

そしてチャイチーの二人、いい選曲で幾つか日本語でも歌っています(多分自分たちで訳詩したのでしょうか?)これが可愛い訳詩で二人のハーモニーと相まっていい仕上がりになっています。

 

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ジャケットもなかなかのセンスではありませんか?

 

バックのピアノ、ギター、ウクレレ、等の音を聴くだけでも楽しいアルバムに仕上がっています。AKIKOさん、素晴らしい歌手であるだけでなく、プロデューサーとしての手腕もなかなかのものではないですか?このCDでチャイチーシスターズの名前が広まることを祈りつつ、これからは彼女たちのソロライブのみならずチャイチーシスターズとしても活躍を期待しています。

 

さてナルでは紗理ちゃんが登場しました。彼女の歌は銀座スィングや四谷三丁目にあったジャズバーで何度か聴いたことがあります。「My favorite things」と言う有名な歌がありますが、彼女はその中にいろいろな(コルトレーンとかレイ・チャールズとか・・)ミュージシャンの名前を連ねてまるまるワンコーラスを彼女作詞の歌詞で歌います。

 

名前だから英語の苦手な方でも聴いているとなんとなくわかると思いますが、若いけど紗理ちゃん、こうしていろいろ工夫してやっているのは素晴らしいですね。声からはブロッサム・ディアリーみたいな可愛い歌い方のイメージがありました。

 

sari2 お人形さんのような可愛い紗理さんです。

 

この夜は素晴らしいバックの演奏に乗って気持ちよくスィングしました。グルーヴィーなこういう紗理ちゃんを見たことがなかったのでうれしい驚きを感じました。中々やるわい!(笑)カズーを使ったスキャットでの各プレーヤーとのやりとり、会話もみんながいいノリで応え、大拍手です。

 

サインを貰いに来て彼女の違う一面を発見した私も大いに盛り上がってしまいました。大声援、大きな拍手の中、1セット目が終わりました。いやいやいいライブを楽しませてもらいました。

 

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と言う訳で二人のサイン、ゲットしました!今度はチャイチーシスターズのワンマンライブも是非聴きに行きたいと思っています。

 

 

 

 

 カテゴリ:音楽の話

千葉カントリー俱楽部・9月

某日、千葉カントリー俱楽部野田コースに行って来ました。大学時代からお世話になっている松田さんのホームコースです。

 

やはり大学時代の友人で現在カナダのトロントに住んでいる田川くんが一時帰国すると言う事で、根本先生も含めて4人で久しぶりのゴルフをしよう、という話になりました。

 

この4人で一緒にまわるのはもう6~7年ぶりかなぁ?学生時代はよくやった仲間です。松田さん、田川くんはビジネス専攻で、私と根本先生は歯学部に進みましたが、同じロマ・リンダ大学の同窓です。もう40年経ちました、時間がながれるのは本当に速いですね。

 

柏インターを降りて10キロほどでしょうか?私の自宅から50分弱で到着。少し早く着きすぎて、まだフロントが開いていませんでした。

 

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しばし車の中でひと眠り。朝早く目が覚めてしまい、睡眠不足です。遊びの時には早く起きられるのは何故なんだろう(笑)。

 

7時10分前にドアが開き、中に入って着替えていると、松田さん、田川君がやってきました。彼らはドライビングレンジで体をほぐします。

 

私は、というと、まずはコーヒーを一杯頂きながらティーペグ、マーカー他の小物を準備していきます。そしていつも通りアプローチ練習場へ行こうと外に出ると根本先生がパターの練習をしていました。根本先生と一緒にまわるのは去年の多摩ヒルズ以来です。楽しみですね。

 

さてスタート時間(8時)が近づきカートの準備をしているキャディーの藤波さんと挨拶をし、松田、根本両氏とスタートホールに向かいました。田川君はすでに1番ホールに行って練習しているとの事でしたが、このコースは1番ティーの横にも練習グリーンがあるんですね、贅沢な作りだなぁ、と感心しきりです。

 

さてスタートです。

 

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暑さも和らいだこの日は本当に良いゴルフ日和でした。手入れの行き届いた芝生を歩くパートナーたちです。カートがありますが、殆ど歩いていた一日でした。

 

田川くんと松田さんは昔から上手かったけど、今でもほぼ毎週ラウンドしているだけあって素晴らしいゴルフをします。松田さんは「最近は90台のスコアになるときも増えてきたよ。」と言っていましたが、前半は40台前半になりそうなゴルフです。田川君も負けていません。

 

根本先生。後ろの林の中も芝生です。ここにはベアグラウンドが殆どないんですね。

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根本先生は最近あまりラウンドの機会がなく(今年3度目だとのこと)、自信ないよ、と言っていましたがなんのなんの、ナイスショットを連発して笑顔でラウンドしています。相変わらずの飛ばし屋です。このコースは65歳以上はシニア割引があるそうで、喜んでいた根本先生。

 

私より❓歳年上ですが、ドライバーで30ヤード以上置いていかれました。(これでも私は七G会のコンペではドラコンの常連なのですが・・・)ある200ヤード程のパー3で私がフェアウェイウッドを持つところ、4だか5のアイアンで乗せてきたのにはびっくりです。いつまでたっても敵いません。

 

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名手たちのクラブ。松田さんはキャラウェイかな?田川君はドライバーからウエッジまで「ジョイ・メニー」というクラブを使っています。昔ミズノで中嶋常幸プロのクラブを担当していた喜多さんと言うクラフトマンが独立して始めた地クラブのメーカーです。とてもシャープなマッスルバックのアイアンはカバーで見えません。

 

このクラブを12年使っている田川君ですが、このように常にヘッドカバーで保護し、普段も手入れを怠らないそうで、カバーを外すと新品のようなピカピカのヘッドが現れます。

 

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新原歯科医院選抜(笑)の二人のキャディバッグです。

 

根本先生はキャラウェイ、私はタイトリスト695のアイアンにテイラーメードR-9ドライバー、そしてフェアウェイウッドはテイラーメイドのV-スティール二代目の3番と5番です。このフェアウェイウッドはとてもよく当たります。かなり年季が入って来ましたが(もともと中古で買いましたが)手放せません。

 

粛々とホールを重ねて行きますが、結構速くプレーしていたつもりでしたが、おそらくは15~20分ほどほどあとからスタートした次の組が後ろに見えて来ました。松田さんが「さぁ、少し急ぎましょう!」と声を掛けます。

 

ハーフを2時間弱で終えました。松田氏と根本先生はこの後用事があるとのことで、スルーで出来るかキャディーさんに聞いてもらいました。マスター室からOKが出ましてそのままインに入りました。前半は田川くん41、松田さん43、根本先生と私は44の同スコアでした。

 

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名手二人。

 

そう、この日の私は何年振りかの絶好調モードです。ショットもよく、だいたいグリーン前の花道につきましたから、アプローチはパターで凌げました。パットも距離感がピタリと合い、スリーパットはありません。いやぁ、前回鶴舞での後半ハーフでの72というスコアはなんだったんだろう?と思うくらいの好調さでした。

 

しかしやはり後半ボロが出ました(笑)。昼食休憩なしですから、アルコールが入ったわけでもないのにドライバーが突如乱れ始めました。後半スタートの10番でいきなりダブルパーの8です。あれぇ~~~?

 

そのあともフェアウエイから空振りしてみたり(泣)アプローチもいつもの症状が出始めました。というより、花道に残らなくなってアプローチショットを打たざるを得なくなると、腕が動かずミスの連発となりました。

 

ラフもキツかったですね、ラフに入るとショートアイアンで出すだけになります。ちょっとしたティーショットのブレにペナルティーがついてきます。名コースはやはり手ごわかったです。3年ぶりに100を切れるかと思いきや・・・。千葉カン野田コースさん、参りました!

 

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最終ホールの先にクラブハウスが見えます。両脇に池があるロングホール、素晴らしい景観ですね。

 

やはり疲れもあるのでしょうか?他の3人もスコアを落としますが私ほどではありません。

 

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みんな上手いなぁ・・・。

 

私は後半(よくあるのですが)ノーボギー(笑)。私以外はこの難コースのバックティーからこのスコアですから悪くないんじゃないでしょうか?私も100きっかりですが、今年一番の出来だったのは間違いないところですから大満足の一日でした。

 

なによりも旧友と久々に楽しい時間を過ごせたことに感謝感謝ですね。是非いつかまたこういう機会を持ちたいものです。

 

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この日のキャディーの藤波さん、いいアドバイス、クラブ運びなどそつなくこなし今日の楽しいラウンドを助けてくれた5人目の同伴者です。なかなか来れないコースですからもう会えないかもしれませんね。ありがとうございました!

 

 

 カテゴリ:日々のこと

不便な時代

10月になってしまいました。今年もあと3ヶ月かぁ(嘆)。

 

時計を見ると、日付が31日になっている。あれ?

 

こないだ時計が壊れちゃったもんで、新しいのを買ったのですが、特に何も考えず「こんなんでいいか、」と安めのものを購入しました。

 

そうか、この時計は日付を自分で調整しないといけないんだ・・・。前のはカレンダーも時計が勝手に修正してくれていたので、なんか不便に感じます。

 

でも昔はこうだったんだよなぁ、それどころか毎日リュウズを巻いて動かしていたんだもの。(自動巻きの時計は出始めた頃でした)とくに不便とも思わず使っていたのんだから自分がわがままになったと言う事でしょうね。

 

昔は不便でなかった(不便と感じなかった)ことが不便になる時代になってしまったようです。

 

つい最近マリー・アントワネット王妃の事をやっていたテレビ番組がありました。それによると、その時代から機械式ながら永久カレンダーのついた時計があったそうです。

 

勿論スイス製です。マリーさんが注文したその時計(完成するまでに数年かかり、マリーの死後完成したとか・・・)を近年復刻したそうで、その時計の画像が公開されていました。

 

やはりぜいたくな暮らしをしていたんでしょうね。私と比較にもなりませんですけど・・・(笑)。

 

002  No.160の復刻版、No.1660

2009年に銀座で「マリー・アントワネットへのオマージュ展」が開かれた時にこの復刻版が展示されたんですって。ブレゲというメーカーの創始者が作ったものがオリジナルだそうです。

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