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じじい放談・お盆に思う事・2018

先日夕刊フジを眺めていたら、「時事放談」と言う番組が終了する、と言う記事が載っていました。

 

へぇ~、とうとう終わるか・・・、懐かしい番組だったけど・・・、と、昔を思い出しました。

 

 

私の父親がこの番組大好きで、毎週日曜の朝はにやにやしながらテレビを観ていたことを思い出します。

 

本当に優しい父でして、なんでも私の好きなようにしてくれた父が、日曜日の朝のこの時間だけはチャンネルを譲ってくれなかったんです。

 

小学校低学年だった私がプンプン怒っていても、「これはね、爺放談って言うんだよ。」とニコニコしながら言っては、楽しそうにテレビを眺めておりました。あんなにやさしい父がなんでこの時だけ言う事聞いてくれないのか不思議でならなかった子供の私でした。

 

でも仕方なしに一緒にテレビを観ているうちに、まぁ意味は分からないんだけど、二人のお爺さんが、まさに「放談」ですが、言いたいことを言っている番組がなんか面白く感じるようになって来ました。

 

 

当時の時事放談には細川隆元さん、そして小汀利得(おばまとしえ)さんと言う二人の論客が出演していました。政界の事であったり経済、社会、時事についてのこの二人の放談は思わず父の頬を緩ませるものだったようです。

 

ビートルズが来日した時には、小汀利得さんが「あんな乞食芸人に日本武道館を使わせるなんぞ、以ての外だ・・・、」と言うようなことを言ったそうで、その事はいろんな方々の反感を買ったり、或は支持を受けたり、そのときには大騒ぎになったそうです(笑)。

 

  「リトク」さんだとずっと思っていましたが、「トシエ」さんなんだそうです。

 

この番組を楽しみにしていた父は私が高校二年生の時に、まだ57歳と言う若さで急逝しましたが、(多分)その次の年に小汀さんは体調を崩し、この番組を降りました。そして翌年小汀さんも82歳(かな?)の生涯を閉じたそうです。

 

その後は小汀さんに代わり、主に藤原弘達さんが細川隆元さんの相方として務めたり、いろいろな評論家、政治家などが細川さんとの対談をして来ました。

 

藤原さんの時にはまぁまぁ面白かったかなぁ・・・。私もその後、1973年から10年ほど日本を離れてしまいましたから、たまに休みで日本に帰ったときに観る程度でしたから、あまりよくわかりません。

 

一旦は番組を終了したものの、またタイトルを変えたり、形式も変化したりして続いたこの番組が、今年の9月で通算44年余(49年とも言われますが)の歴史を閉じる事になるそうです。

 

第二期になっても、たまに思い出したように観たりしましたが、やはり初期の細川さんと小汀さんの掛け合いに勝るものはなかったなぁ・・・。小汀さんがいなくなってからは、藤原さんの時はまだしもそのあとは細川さんがつまらなそうにしていたような感じさえ受けました。

 

私の父が存命だったら、それまでのように楽しそうに見続けていたんだろうか?きっと「つまらなくなっちゃったなぁ・・・」なんて言っていたような気がします。そのうち向こうに行ったら聞いて見ましょう(笑)。

 

 

私が生まれた後で、裸電球の下で長女の姉が父の二眼レフで撮ったんであろうこの写真、恐らく私の生年の昭和29年のものです。父に抱かれた私、そして長姉を除く3人の姉たちも映っています。父はまだ40歳くらいだったでしょう。

 

年毎に父に顔が似て来てるなぁ・・・、と感じているこの頃です。腹の出具合も似て来ちゃいました(笑)。既に父の享年を7年越えた私ですが、なんか興味を持つ事柄も似て来ているのかも知れません。時事放談終了のニュースを聞き、父を思い出しました。今週は一週間休みます。墓参にも行って来ましょうか。お盆ですからね。

 

  堀切菖蒲園にて・・・

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