日本の大学卒業後、米国カリフォルニア州のロマ・リンダ大学(Loma Linda University)に留学し音楽科で演奏や指揮を学び卒業しましたが、引き続き同大学歯学部に入り歯科医師の学位(Doctor of Dental Surgery)を取得しました。
その後、カリフォルニア州及び日本の歯科医師免許を取得し、ロサンゼルス近郊で開業しました。
1990年に東京杉並区にある東京衛生病院に歯科開設をするために招聘されて帰国し、歯科部長として病院歯科の立ち上げと運営に携わってきました。
歯科治療で特に大切にしていることがあります。
まずは口の健康の土台作りです。
建築に例えるなら、どんなに立派な家を建てても土台が弱ければやがて家は倒れてしまいます。 具体的にいうならば、歯を支える歯周組織(歯茎)を可能な限り健康にし、メンテナンスを行うということです。
次に、口は体の大切な器官の一つであり、全身の健康と深く関わっているという視点からの歯科治療です。 例えば、米国の病院では(日本でも増えてきましたが)心臓病やガン治療を行う前に口の中の治療を徹底して行うことを推奨しています。
一度でも歯医者で口のクリーニングをしたことのある人は、そうでない人と比べて心臓疾患になる確率が低くなるという調査結果もあります。
言い換えるなら、口の衛生環境が全身の健康を左右する要因の一つでもあるということです。
もう一つ例もあげてみましょう。
重度の歯周病の妊婦さんは、健康な妊婦さんと比べて低体重児出産の可能性が最大で7倍もあるといわれています。
今まで病院歯科で培ってきた経験を生かし、単に“歯を削る”ではなく、皆様の”全身の健康回復と維持”を目指す歯科治療を提供させていただきたいと願っています。
全米歯科学会会員(American Dental Association)
診療分野
一般歯科/インプラント/義歯・補綴/歯周治療